オッチャン鉄ちゃんの足のむくままタイトル
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旅めぐり脱線百話:W-020f列車

肛門科へ行こう
その6

no.033●14.01.14
メイン033写真
  ◎夕闇に浮びあがる、堂々とした病院の玄関。(中津付近)


 どれくらい時間がたったのだろう。

好村はぼんやりと目がさめるとベッドの上にいる自分の身体が、手が、足が全く動かないのに気がついた。
「先生、春奈先生!」
口はパクパクと動くのだが声が出ていない。ただ精気の抜けたトロンとした目だけはかろうじてモノを見ることができた。

 春奈先生と看護婦のアリサは、好村の股間を指さしながら何やら真剣に討議をしている。
「もう、そろそろ薬が効いてきたようね。アリサくん、メジャーと硬度計で肉棒の測定をして」
「はい。全長48センチ、平均直径8.2センチ、カリ部分直径10.2センチ。いちおう玉はラージサイズがふたつ。硬度は…まぁ凄い、世界中でいっちゃん硬いダイヤモンドより3ポイントも上回ってますわ先生。ここ3年間の記録では最高の硬さです」
 大阪の十三で生まれたアリサはときどき大阪弁がでるのであった。
「ところで、歴代のワーストワンはどの患者?」
「はい。先生の元カレです」
「えっ!やっぱり、あいつか!ガックシ。極小サイズだったもんな…」
「そうでしたネ。私もあんなカワイイのはじめて見ました。ホッ、ホントにびっくりでした」
春奈先生はアリサの顔をキッとにらんだ。

「アリサくん、あなたはあの赤い箱から肛門筋活動器を出して、好村さんの肛門にぶち込んで、いや、挿入をしてください。肛門筋の刺激で肉棒の硬度が15%アップするはずです。それと私の快感度測定器、膣圧計測器、濡れ具合測定器のセットはOKね!」
「はい先生、完了です」
大きな機械から何本ものコードが春奈先生の身体につながっていた。
「じゃあ、テスト開始よ!」
先生はもう我慢できないとばかりに、好村のテラテラと鈍く輝くしゃく銅色の逞しい肉棒に目をやると、いきなり薄っぺらなスケスケの黒のショーツを脱ぎすて、スラリとした長い脚で好村の腰を跨いだ。

'ヘックション'肖像画からクシャミの音がした。
真っ白いきめ細かい柔肌に包まれ、巨大な肉の塊で構成された臀部の中心を滴りおちる淫汁。そしてキラキラと濡れ輝く肉色のふかい割れ目を、天にむかって垂直に屹立するダイヤモンドより硬く巨大な、とうてい人間のモノとは思えないその肉棒をめがけて、春奈先生はズズンッと一気に腰を下げた。
 ズッ、ズボボボッー!その淫らで広大な肉の洞穴に充満していた、大量の淫汁はネットリとした飛沫をどどっと四方に飛び散らせた。
「あっ、あああ~!」
淫汁の滴を顔に受けながら、予想もしなかった光景と快感に好村は声にならない声で絶叫した。
「あへ~~~!ぎぼじいい~!」
「あっあ~っ、いい~~~わ!凄くいいわ~!ア、アリサくん!メーターの数値はどう?」
「はい、今までで最高の数値です。特に快感度はもう少しで目標値に達成です」
「じゃあ、肛門筋活動器のレベルを最高にして。それとアリサくん、君もショーツを脱ぎ陰部をムキだしにし、その中心を好村さんの顔面に密着させなさい」
「ええ~先生!私にはできないわ。そんな気持ちイイッ、いえ、恥かしいことは」
「何を言っているの!少子化による未来の日本の滅亡を救うのは、この国家プロジェクト'男女マグワイ快感度アップ療法'の完成による大量出産計画しかないのよ!」
「わかりました!先生!私、脱ぎます!」

 またまた壁が'ヘックション'と鳴った。
肛門の底から地響きのように突きあげる肛門筋活動器の快感と、極度に硬化した極太の肉棒が、ねっとりと包みこむ春名先生のヌルヌル淫液にまみれたヒダヒダからの快感と合体した。
 さらに顔面全体を覆うアリサの初々しい新緑の淫香と、絹のようなシットリ粘膜のトリプル超快感は、好村の肉棒から春奈先生の陰部を通し、快感度の数値はついに目標に達成したのだった。

'ヘックション、ヘックション'と喜びのくしゃみの音が壁の奥から連発した。
「先生!やりましたね!とうとう偉大な国家プロジェクトの完成ですね!」

「ありがとう!アリサくん!先生うれしいわ!」
「じゃあ、そろそろ医療装置のスイッチを切って、あと片づけをしましょうか。私、9時からメイド喫茶のバイトなんです」
「あら、そーなの。残念ね。一回くらい交代してやろうかと思ったのに。じゃあ、私はあと20回ぐらいイってから帰るから。
あっ、そうそう栄養剤とスタミナ強壮剤をテーブルに置いといてね。ヌルヌルゼリーはバスルームに…。うふふ」
「分かりました。では、わたしは失礼します」




 急ぎ足で部屋をでたアリサは、まるで少女雑誌から抜けでたような、ピンクのリボンに赤い花柄の超ミニスカートのワンピースと、白いブーツスタイルに着替え、通用口から飛びだした。
「ごめんなさい、春奈先生。お先に帰ります…」

 ブーツとお揃いの白いバックを手に持って、アリサは病院の最上階をふり返った。ブラインドの隙間からはまだ部屋の灯りが見えていた。
 細い糸のような月がまっ黒な夜空に半円を描いて、建物の肩に掛かっていた。そそり立つ巨大な高層の総合病院の窓灯りは、一つまた一つと消えていった。

 そろそろ吹きだした秋風は、地面におちたカラカラの銀杏の葉をフゥ~ッと吹き飛ばした。
「あいつ、もう、お店に来ているだろうなぁ。急がないと…」
まだ童顔の彼氏の顔をフッと思い浮かべながら、アリサは街灯に照らされた長い下り坂を急ぎ足で地下鉄の駅に向かうのだった。(終)




 昭和18年、戦時統合政策により阪急電鉄は京阪電鉄、および、その子会社である新京阪電鉄(天神橋筋六丁目〜京阪京都)と合併した。戦後、京阪電鉄は分離独立をしたが、新京阪電鉄はそのまま阪急側に残され、現在の「阪急京都線」が誕生した。
 建設当時(昭和6年)の最新鉄道技術を導入した、高規格路線である京都本線を走行する高性能特急「デイ100形」は、大山崎付近で並走して走る、旧国鉄の特急「つばめ」を追い越すほどのスピードぶりで、その飛び抜けた走行性能は、国内営業列車の最高速度を誇った。

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◎玄関窓をとおして、梅田のビル街をのぞむ。(中津付近)

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◎夜の中津駅。夕空にビルの灯りが浮かぶ。(中津駅)

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◎梅田駅を発車した列車は、古い高架をすすむ。(梅田〜中津)

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◎夜空にそびえるビルの灯り。(中津付近)

  ◎この物語はフィクションであり、その内容は使用した写真の建築物、
  施設等とは一切関係はありません。
  ◎阪急電鉄・京都本線(2009.02.14 ~2013.10.06撮影、Cr/2008.11.20)


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