オッチャン鉄ちゃんの足のむくままタイトル
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旅めぐり脱線百話:A-020b列車

肛門科へ行こう
その2

no.027●13.10.22
メイン027写真
  ◎2009年に新装された'阪急百貨店'は、嘗てのイメージを踏襲しながら、モダンな建物となった。
   阪急梅田駅は百貨店北側に位置する。


 阪急梅田駅を発車した神戸線の普通電車は、長大な淀川鉄橋をわたる直前、小さな駅に停車する。中津駅である。

 その中津駅から東に数分歩いたところに好村のお気にいりである総合病院があった。
 本格的な病院マニアである好村の審美眼は非常にきびしい。看護婦の美人度およびその含有率さえも、かなりのハイレベルでチェックするが、さすがの好村もその病院だけには見事合格点を出さざるを得なかった。

'ピンポーン。番号札129番の好村さま、16番診察室にお入りください'待合室にアナウンスが流れた。
 診察室ドアの医師名の名札には'白鳥井春奈'の名前が掛かっていた。
コンコン、好村は診察室の白いドアをノックした。
「コホンッ、どうぞ次のかた」
「よろしくお願いします」
 金色の華奢な鎖のついたピンクのフレームの眼鏡の端を、細い指先でツンッと突き上げながら登場した、肛門科のゴージャスな美貌の女医は好村の顔を見るなりアッと驚いた。
(まぁ!3日前に別れた、超ハンサムなモト彼にメッチャそっくりだわ)
 30代前半、女ざかりの白鳥井春奈の心はにわかにトキメキだした。

 いっぽう好村も春奈先生のそのあふれでる濃厚な色気に、肛門よりもさらに激しい大量の鼻血の噴出をせざるを得なかった。
 悲惨なのは先生のピンクの診察衣のちっちゃな5つのボタンであった。ボタンたちは103センチ、Kカップは優にあろうかと思える豊かすぎる巨大な胸の盛りあがりに、今にも引きちぎれんばかりだった。かよわいボタンたちが力を合わせ、必死に弾け飛ぶのをこらえているのが好村には痛々しかった。
 日本3大巨乳の一人に数えられる北海道のバスガイド、春奈の姉の麗子のバストより更に3センチも上回る驚異的サイズだ。
 もはや可憐なボタンたちの嘆き苦しみは極限をはるかに超えていた。

 目のやり場に困った好村は思わず目線を伏せた。
 すると今度は春奈先生のチョー短いスカートからは、ムッチリと肉付きのよい真っ白な太ももがドドーンと目に飛び込んだ。
「ウッ!」
かろうじて好村は再度の鼻血の出血を防ぐことに成功した。
しかし、ボタンと共に気の毒なのがミニスカートのジッパーだった。
 これぞ肉塊の極みと云わんばかりの超大盛りのヒップを、わずかな薄い布地に無理やり閉じまとめる可憐な底力は、涙をさそうと共に偉大としか言いようがなかった。
「え~っ、好村さん、どんな具合ですかぁ?」
 ポッチャリした艶めかしい唇からこぼれ落ちた、鼻にかかった色っぽい声は、好村の耳奥の鼓膜まで激しく興奮させた。
 大きな瞳がキラッ、キラリとなぜか妖しく光る。
「実は今朝、肛門から大量の出血が…」
「まぁ、まだお若いのにそれは大変…じゃあ、パンツを脱いでくださいネ」
「えっ、つまり全裸ですか!」
「オホホホッ、もちろん全裸です。だってお尻以外の総合的な診断が必要ですワ。さぁ、早く脱いでください!」
 キラリっ!とまたまた瞳が妖しく光った。(続く)

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◎1番から9番のホームには次々と到着する列車から、大勢の乗客が降車する。(梅田駅)

no.027_3
◎梅田のビル街を過ぎ、列車は中津へと向かう。(梅田~中津)

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◎梅田~中津間の陸橋を通過する。前方にはモダンなビルが林立する。(梅田~中津)

no.027_5
◎古めかしい高架ガードの後方には、近代的な高層ビルが並びたつ。(梅田~中津)

  ◎この物語はフィクションであり、その内容は使用した写真の建築物、
  施設等とは一切関係はありません。
  ◎阪急電鉄・神戸本線ほか(2009.02.14~2013.10.06撮影、Cr/2008.11.20)


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