オッチャン鉄ちゃんの足のむくままタイトル
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旅めぐり脱線百話:Sp-013列車

日本おとぎ草紙①
住ノ江の天女

no.014●13.04.23
メイン014写真
  ◎「住吉大社」と彫り込まれた巨大な石柱の横を古めかしい電車が走る。(阪堺線 住吉鳥居前付近)


 摂津国一宮である住吉大社は、全国2.300社ある住吉神社の総本山である。神社創設は西暦200年、仲哀天皇9年と伝わる。今から1800年もの昔のことである。
 古来より外交・航海に関係が深く、飛鳥~奈良時代の遣隋使や遣唐使の船は、ここ住吉大社の南、住吉の津より出港した。今でこそ神社から大阪湾までは、かなり離れた位置関係になっているが、当時の海辺はすぐ間近にまで迫っていたはずである。
 住吉の津は遠くシルクロードにまでつながる国際港であり、いまも神社の海側に建つ巨大な石の常夜灯は、遙かな隋や唐に旅立つ船を外海にまで安全に導く道しるべであった。




 ドンドコドンッ、ドンドコドンッ、ドンドコドドンコ、ドンドコドンッ。

 ある春の朝のことじゃった。住ノ江の若き漁師、タメ吉は釣竿を片手に海辺に漁に出かけると、ザブ~ン、ザブ~ンと白波の打ちよせる間に間に、おごそかに響く和太鼓の音を耳にした。

 ふと見ると手前の岩かげから眼にもまぶしいチョー美形の、しかしチョー貧乳の天女が現れた。スケスケの羽衣を着た天女は、どこから取り出したのかシャシャーン、シャシャーンと両手に持った鈴をふりながら優雅な舞を舞いはじめたのじゃ。
 「タメ吉さま、お願いがございます。実は私はまだ未通女でございます。筆おろしのいまだお済でないあなた様のグレイトな巨根を、私のお股のパックリ貝にズッポリと挿入していただき'たいつりぶねにこめをいさく'と有難い呪文を888回となえて下さいませ」

 その美しい天女は着ていた羽衣をスルスルと脱ぐと、一糸まとわぬオールヌードとなった。大きなキラキラとした瞳でウィンクを連発し、色っぽいポッチャリとした濡れた唇で、投げキッスを投げつづけ、さらに股間のこんもりと盛りあがった土手に黒々と茂るやわらかいお毛々を、吹きわたる海風にソヨとなびかせ、タメ吉に激しくモーションをかけたのじゃ。
 タメ吉はとうとう辛抱たまらず、バキバキッという音とともに、ズズズンッと勃起した巨大な肉棒を腰ミノからニュニュッと飛び出させた。
「ああ~!それっ、それでございます!
 タメ吉さまがその偉大なイチモツを己が両手で握りしめ、激しく前後運動を繰返しては大量のネバネバした真白き液体を勢いよく飛ばされるのを、天界より夜ごとながめては悶えつつ、ひとり寂しくこの細い指でおのれの女陰を慰めておりました……。
やっとお側に来ることができて私は、私は、嬉しゅう御座いますう~~~っ」
 天女はその巨大な肉棒をシッカと握りしめスリスリと頬ずりをすると、感激のあまりヨヨッと泣き崩れてしまったのじゃっ。

 パッコン、パッコン、パッコンナ。ドンドコドドンコ、ドンドンドン。

 おごそかに響く和太鼓の音にあわせて、二人は激しく腰をふりはじめた。  アッフン、アッフン、アッフンナ…。ズッポリ、ズボズボ、ズッポリナ…。
 腰を振りながらタメ吉は呪文をとなえた。
 'たいつりぶねにこめをいさく…たいつりぶねに…'
 おお~っ!なんと見る見るうちに、エロっぽいスケスケ羽衣の内側にしょんぼりと落込んでいた、涙のでるような貧乳がみるみるドンドコ、ドンドコと大きくふくれだした。  「おお~、す、凄い巨乳だ~!」
 「あらっ、嬉しいわ!ピンクの乳輪もこんなに大きくなっちゃった!」
 喜んだタメ吉は、その特盛りの巨乳に深ぶかと顔を埋め、大きな乳輪にチュウ、チュウといやらしい音をたてて吸いついたのじゃ。

 巨根と巨乳の二人はめでたく夫婦となり、さらに昼夜をいとわぬディープなまぐわいを重ねに重ね、とうとう88人の子宝にめぐまれ幸せな一生をすごしたと'日本おとぎ草紙'は今に伝えておる。

 おおっ、ひとつ言いもらすところじゃった。
 住ノ江にはその後、住吉の社ができてのう、いまでも巫女さんは若い巨乳ぞろいじゃ。あの風流な阪堺電車の住吉大社駅をおりると、いつでも会いにいけるぞよ。あ~、よき社かな、よき社かな。

 話はこれでおわりじゃ。もみたし。もみたし。
 いや違った、めでたし。めでたし。




 阪堺電気軌道は明治33年9月、大阪馬車鉄道として天王寺南詰~阿倍野を開業。現在の上町線の発端である。一方、阪堺線は明治44年、恵美須町~大小路間を開業。その後、明治45年3月には大小路~少林寺橋(現・御陵前)、同年4月には少林寺~浜寺まで開通。大正元年、浜寺公園まで延伸の後、大正4年、南海鉄道に合併。その後、近畿日本鉄道、南海電気鉄道の時代を経て、昭和55年、阪堺電気軌道となった大阪府内では唯一の路面電車である。

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◎石の鳥居をかすめて走る広告電車。(阪堺線 住吉~住吉鳥居前)

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◎待合イスを設けた、古びた駅の建物にも趣きがただよう。(阪堺線 住吉駅)

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◎緑濃い神域にそって走る。(阪堺線 住吉駅)

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◎毎年11月7日の「初辰さん」には、楠珺社の賑やかなのぼりが立つ。
(阪堺線住吉~住吉鳥居前)

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◎住吉駅付近では上町線との平面クロスを見ることができる。
(阪堺線/上町線 住吉付近)


◎阪堺電気軌道 阪堺線(2002.12.23~2010.05.29撮影、Cr/2009.02.06)



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