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第一章#5タイトル
 
 
藤本   ワタシよりもっと腕のエエ人がえろうおったけど、
5、60人おったんですけど、みんな辞めてしまって。
まぁ生活かかっとったら、
なかなかね仕事来るのん待ってるわけにはいかないですから
辞めてしまいました。

ワタシなんかは、自分の家で工場で、電気代さえ払ろたら、
道具は一応揃てるし、
まぁ元入れせんといけるいうようなことですしね。

あと子供が継ぐいうようなことでしたらね、もっと今の時代に
合った簡単に出来る道具も揃えたらなアカンやろしね、
工場も人が入ってきてもカッコよう見えるようなことも
したらんならんし…。

もうワタシで終わりですからね。
 
ー終わりなんですか
 
藤本   終わりなんですよ。
せやけどもカットするもんは今そこそこでける人出てきてますねんね、
教室で習ろた女の子なんかね。
 
ーあぁ
 
藤本   ワタシらでも感心するような
キレイなエエ仕事できるようになってるなって。

やっぱり9年10年以上やってくるとね、
そこそこのものでけるようになってきてる。

ひとつ手に入ってくると後はめいめいの感覚で
応用がきくわけですわね。

ワタシが実際習ったんは、花模様なんです。
ところが自分の応用で、楽しみででけるようになったさかい
やっていったんですわ。
 
第一章#5-1写真
 
藤本   昔はね十字十字の直線的な模様はたえずやってたんですけどね、
そういうのは規格的な模様ですさかい今十分自動でできますねん。
こっちではロットが足らんさかいか、
フランスではえろう出回ってますねん。
 
ーあぁそうなんですかぁ
 
藤本   そう、自動でね。
 
ー私は切り子って言ったら、
青いガラスに模様の入ったよくあるイメージしかなかったんですけど…
 
藤本   そうでしょ、そういうよくあるのんはワタシはね、
楽しんでやるんですから人と違うもんをしよう思って。
 
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