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第五回
「ふ」づくしの風景。
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七符來福船 【石清水八幡宮/京都府、八幡市男山】
 「徒然草」では仁和寺の僧が麓の社を石清水と思い込み、男山(鳩ケ峰)の本殿まで登らずに帰ったという。京の都の裏鬼門(西南)に位置し、都の守護、国家鎮護の社として篤い崇敬を受け、歴史上重要な出来事が起こるたび、朝廷より直々にご祈願があり、災厄を除ける神様として世に広く知れ渡った。現在も〝やわたのはちまんさん〟と親しまれ、毎年多くの人々が厄除開運を願い参詣されている。
 その京都では古くから、厄年には七色の物を身につけると厄除けになるといわれる。また七符といって「ふ」の字ではじまる七つの福物を、厄年以外の方から頂くと厄除け・招福になるとも伝わる。こちらの『七符來福船』には「富士山、福助、福袋、藤の花、筆、ふくろう、ふくら雀」が乗っており、なんとまあ有り難い。ということで、この福船のように「不思議」で「風変わり」な「風景」のまま、「不満」もございましょうが、このお話は「深追い」せずに「ふわっ」と「フィニッシュ」いたします。

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