ノスタルジック映画パンフのお話タイトル
mouretsu.netホームへ話し手 すかたん有留夢
第1回
2013.05.31
燃えよドラゴン前編写真
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最初のお題は「燃えよドラゴン」。日本公開は、1973年12月クリスマス頃。日本で最初に大ヒットした中国人主演の映画です。最近では、ジャッキー・チェンやジェット・リー、チャン・ツィイー等有名な俳優やグリーン・デスティ二ー、HERO、レッド・クリフ等数多く上映されるようになりましたが、ブルース・リー(李小龍=リー・シャオロン)の「燃えよドラゴン」が公開されるまで、中国人主演の映画は知りませんでした。ワーナー・ブラザーズのマークがついて、アメリカと香港が半々に資金を出した「燃えよドラゴン」は、香港で全て撮影された映画なのに英語版でした。つまり、洋画という扱いだったのです。あのブルース・リー独特の「アチョ〜ッ!」という叫び声は「怪鳥音」と呼ばれ、「アチョ〜ッ!」の奇声もろとも、素手で敵に鉄拳を食らわせて、飛び上がって左右の敵を蹴り倒し、その上にジャンプして倒れた敵のとどめを刺すというアクションの連続に観客は圧倒されたのです。あのパーソナリティ浜村淳さんの「必殺飛燕一文字五段蹴り!」というネタは昔深夜ラジオでこの映画の解説をされた時からだったと思います。
話し手は子供の頃からアメコミヒーロー物が大好きで、1967年TVで「グリーン・ホーネット」をよく見ていました。グリーン・ホーネットには、共に戦う助手のカトー(Kato)がいますが、スターとなる前のブルース・リーがこの役を演じていたのです。これが主役のグリーン・ホーネット(バン・ウィリアムズ)より強くって、カッコ良かったのをよく覚えていました。飛蹴りや手裏剣投げ等すでに「グリーン・ホーネット」で披露していました。そのカトーが「燃えよドラゴン」のリーというのを映画館で見て始めて気づきビックリしたものです。公開されるまで、ワーナーも映画配給会社も、ブルース・リーがすでにこの世を去った悲劇のヒーローとしてジェームス・ディーンの様に強調して宣伝しました。